説明 |
入母屋造、銅板葺(元檜皮葺)、桁行(けたゆき)3 間、梁間(はりま) 2 間の社殿で、 明正天皇(めいしょうてんのう) の 内侍所( 三種の神器の一つである八咫鏡を安置したところ
を移築したものと伝えられています。
内部は内陣と外陣に区画され、敷地は三方に瓦葺きの築地塀(ついじべい)五条が巡らされ、背面の中央に門、社殿の周囲に雨落溝(あまおちみぞ)が配され、本殿はその中央の亀腹基壇(かめばらきだん)の上に据えられた土台の上に建築されています。簡素ながら風格のある意匠を備える社殿で、江戸前期にさかのぼる宮殿建築に由来する建物です。
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